DP-8010,2号機修理その6 |
やっと原因が分かって直りました。
前回、デッキ横の縦の基板を1.2号機で入れ替えた際、同調コイルを入れ替えたもんで
ち~とややこしくなってしまいました。とにかく、どちらかに音つっかえ現象が起きれば
原因究明につながるはずですが、なぜかどっちも調子良くなってしまいました。
そこで、もう一度同調コイルを元の基板に戻してみましたら、1号機で音つっかえ現象発生。
やはり元2号機の基板の同調コイルに問題がありそうです。
私なりに考察してみましょう。
写真のL4が同調コイルですが、行き先を辿ってみると、CXD1125QZの8.9.11番に入ってます。
CXD1125QZの1~4番はM5218の5.6番に行ってます。
CXD1125QZのデータシートを見ると、1~4はスピンドルモーターコントロール。
8はVCO出力、9はVCO入力、11はEFM信号とVCO/2との位相比較出力となっていて、
9番からの信号はVCO circuit timing generatorに入り、CLV Servo Controlから1~4へ
出力されてるようです。よう分かりませんけど、スピンドルモーターのコントロールに
何らかの影響を与えているのは間違いないんじゃないでしょうか?
さらに9番からの信号はごにょごにょして23のサブコードQ出力にも影響を与えていそうです。
23番は先のD75212ACWの7番へ行ってます。(黄色線)
そんでもって、この同調コイルを交換したいんですが、規格が分かりません。
L32でも0328でも15でもなさそうです。
似たようなコイルの着いた基板がないか探しましたら、部品取りに使ったDP-1000にありました。
L32と0328と書いてありますが高さが低いですね~。色も違いますがどうなんでしょう?
ま、付けてみれば分かるでしょう。
結果、バッチリ直りました。
DP-8010二台の修理総まとめをすると、1号機はトランジスタ1個・・・・→ DP-8010 修理第二弾 完了!
2号機は同調コイル。たったこれだけのことなのにどんだけかかっとんねん!
ってくらい長いことかかってやっと修理完了となりました。
私がアホなだけなんですが、よう~楽しませてもらいました。
おしまい。
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