SL-D33修理の続きです。
Q1のトランジスタがONしないのはQ2がONしないからで、
Q2がONしないのはIC101の2pinから22.3Vが来ないからでしょう。
2pinから22.3Vが来ないのはQ1トランジスタから21Vが来ないから・・・・
堂々巡りになってしまいました。
IC101のピンの電圧がすべて0Vっちゅうのもよう分からんけど、
なんにしても、このIC,AN630Uがいけないような気がします。
他にいい考えもないので、AN630Uを使っている機種を調べました。
ドナーとしてやってきたのは、SL-D3(正確にはSL-D3P)です。
針が無かったので、こっちのを付けて確認したところ、
回転良好、アームの動きは悪いけど、再生OKです。
簡素な基板だけど、簡単には外れそうにありません。
ヒートシンクを外して、このままIC摘出にかかります。
AN630Uがありました。取り外して、SL-D33に移植しました。
Q1,2SC1846は2SC4793に替えたままで、
ヒートシンクに付いてませんが、このままにしときます。
IC101を交換して電源を入れてみると、やはりQ1,Q2に電圧が掛かりません。
なんでや~??と思ったら、ベルトの切れたプーリーをクリクリ回したために、
アームの根元のスイッチが切れていたようです。もうアホらしか~。
切れたベルトをバンコードで作って装着。
修理完了!アームの動きもバッチリです。
ICを交換したSL-D3は高速回転になりましたので、
やはりAN630Uの不良でした。
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