Panasonic SL-PS700 修理 |
CDを認識しないジャンクのSL-PS700を修理しました。
CDを入れると、D-SERVOと表示されたままCDが回りっぱなしになります。
SL-PS700はサーボ回路の松下製コンデンサーの劣化によりCDを認識しなくなるそうです。
ネットの情報を元にコンデンサーを取り替えましたら、見事に直りましたので、
SL-PS700でCDを認識しなくなった方の一助になればと、詳しく記しておきます。
決して修理自慢とか、「どや、ワシってすごいやろ~」などといった気持ちではなく、
“SL-PS700修理”で検索をかけている人のため、後から来る人のため、
人類のため、世界平和のため、宇宙・・・・どこまで行くねんっ!
参考にしたサイトのURLはこちら → http://purewater1.blog98.fc2.com/blog-entry-202.html
また、これで必ず直るという保証はありません。
まず天板とフロントパネルを取り外します。
フロントパネルは底のビスを取り、前に引き抜くように外します。
ビス4本と配線を外してディスク装置を取り外します。CDを押さえる部分は外す必要はありません。
頭の大きいビス3本を外してトラバースメカを取り外します。
スプリングとゴムクッションが入っています。
スプリングはそれぞれ違うようですから記録しておいたほうがいいでしょう。
ゴムクッションの向きにも注意しないと逆に組むと振動が大きくなります。
(私は外しましたが、トラバースメカは外さず、基板だけ外したほうがいいかもしれません。)
モーターの半田を取って基板を取り外します。
15個の電解コンデンサーをすべて取り換えますが、大きさに注意が必要で、
ピックアップが上をスライドするので高さ5mmの物が使われています。
もし無ければ直径が5mmの物を寝かせて取り付けます。
裏面に付ける場合は、ピックアップが下がった時シャーシと当たらないよう注意する必要があります。
トレイの開閉ができなくなりますから、大きく動く側は表面に付けるのが正解です。
メイン基板の三端子レギュレータの横にも松下製6.3V/100μFがあります。ついでに交換です。
必要なコンデンサーは次の通りです。
C105,116,117,126,133 6.3V47μF
C101 6.3V22μF
C102,131 50V1μF
C103,124,メイン基板 6.3V100μF(耐105℃品)
C125 16V47μF
C135 25V33μF
以下はバイポーラ(両極性コンデンサー)です。
C110 16V4.7μF
C129 50V1μF
C130 16V10μF
あとは逆の手順で組み立てるだけ。
バッチリ直りました。
どうだ~い?オレってすごいだろう~?天才だろう~?
真似したっていいけど、自己責任でやるんだぜ~!
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他のコネクタはロックを外すことでOKだったのですが、つんつるてんの白いコネクタに悩んでいます。よろしくお願いします。
あのケーブルは両端をつまんでじわじわと引き抜きます。
サーボ基板のフィルムフラットケーブルも同様です。
ピックアップは静電気に超弱いので、電極には触らない方がいいらしいです。
私は接地アースした鉄板に足を乗せて作業しています。
頑張ってください~!
Let's clean the pickup lens.
If that doesn't work, there may be a problem with moving the pickup.
The belt may be stretched or the gear may be stuck.
There are many other causes.