KENWOOD D-3300A 修理その8 |
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この機種のプッシュボタンスイッチの分解清掃は、かなり難度が高いのではと思います。
とてもお見事としか言いようがありません。
ばねってすぐどこかに飛んで行ってしまうんですよね。
大きめの透明ビニール袋の中に両腕ごと突っ込んで施術するしか防ぎようがないですものね。
もう完成間近ですね。
このスイッチ、分解組み立て自体は簡単ですが、小ささの限界を超えてます。
まあ、趣味だからできるんでしょうね~。
バネってやつはどんなに飛ばさないように気を付けても必ず飛んで行きます。
ただビニール1枚あるだけでも見えにくく感じてしまうんですよね~。
頭からかぶってしまえばいいのかも。
我流修理から数年たち、スイッチ類の接触が悪くなり
先程までスイッチの分解清掃していました。
あの時はその場しのぎで接点復活剤のようなものをスイッチの隙間に吹いて
ごまかしてましたが、やっぱり接触不良やガリ出てきました。
それで、そういえば以前こちらのブログに書き込みしたこと思い出し、
また訪問させていただきました。
元の状態をこちらの画像を参考にさせて頂きました。
どうありがとうございました。
一番最初は爪楊枝で接触子をカリカリしましたが、
メラミンスポンジを細く切ったものにベンジン含ませて
メス側接触子の中を磨き、そのあと紙をはさんで磨き。
オス側はベンジンかけて爪楊枝でゴシゴシ。
1個清掃するだけでもメラミンスポンジ、爪楊枝がカーボン?酸化皮膜?で
黒くなってました。全部終わる頃には指まで黒くなってました。
これじゃノイズも出るわけですね。
おかげさまでガリがなくなりました。
しかしスイッチの小さいこと小さいこと、かなり疲れました。
でも疲れた分音が綺麗になった気がします。
私は割りばしを削って、接点復活材をしみ込ませてシコシコやりました。
接点復活材は良くないらしいので、パーツクリーナーで洗い流し、
接点グリスを塗って組み立てました。
なんべんも取り外したりばらしたりはできないので、今度接触不良になったら、
隙間からクリーナーを吹き込むしかないでしょうね~。
コメントありがとうございました。